植物を食べる昆虫とは | 昆虫って何食べる?種類別の餌紹介

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生きた植物を食べる植物食性

植物食性とは

植物食性とは、生きた植物を食べる昆虫のことをいいます。
昆虫の種類のなかで、半分以上がこの植物食性に分類されます。
また、植物食性の昆虫には、同じ1つの種類でありながらも、異なる植物を利用するものもいます。
これは、餌となる植物を変えるような進化が、昆虫の種分化、多様化の原動力となる可能性を示しています。
生きている植物の葉、茎、根、実、花蜜、幹、樹液などを食べるものを植食者といいます。
樹液などの生きた植物細胞を持たないものを摂取する場合も、植物に関係するものを摂取していると捉えられ、植食者に含まれます。
バッタ、ナナフシ、チョウ、セミ、ハムシ、ハナバチなどが昆虫における植食者となります。
捕食とは異なり、植食の場合は食べられた植物が完全に死んでしまうということはないです。
ただし、バッタの大量発生のように、すべての植物を食べ尽くしてしまうケースもあります。

代表的な植物食性の昆虫

昆虫には多くの植食者が含まれます。
カメムシ目、チョウ目、コウチュウ目、ハエ目などの植食者を含む目は種類がとても多い傾向があります。
カメムシ目は、木の師管液など、コウチュウ目の幼虫は樹木の材などで成虫は木の樹液などを食べ、チョウ目の幼虫はアブラナやクワの葉を食べ成虫になると花蜜を吸います。
ハエ目の場合、幼虫の時は果実などを食べ、成虫になると花蜜などを食べます。
カミキリムシ類やキクイムシ類などの幼虫は、主に木の材部を食べます。
カメムシ類やウンカ・ヨコバイ類などは、葉や果実の汁を吸います。
これがもっとも種類が多く、農作物の害虫のほとんども含まれます。
また、上記以外となると、ハモグリバエのような葉の柔組織のみを食べるもの、クリタマバチのようにゴールを形成するもの、根を食べるコウチュウ、腐食性のテントウムシなどもよく知られています。
幼虫と成虫とで食物が異なるケースは珍しくはないです。


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